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資金管理は手法よりも重要!

FXには自己資金がいくら必要なのでしょうか。

FXは通貨を買うのでその購入代金が必要です。購入に際して、その担保としてFX会社の口座に預金しておくお金が「証拠金(保証金)」です。


証拠金は入金しただけで減ったりはしないので心配は無用です。
また、実際に取引を始めると口座内のお金が何種類かの「証拠金」に分けて表示されます。

ここでは、FXを始める前に仕組みを再度おさらいしましょう。

 

FXの正式な名称は「外国為替証拠金取引」です。
英語のForeign Exchangeを略してFXと言います。

この名前から分かるように、FXとは、二つの通貨を交換する為替取引なのです。


USDJPY円のように、AとBの通貨ペアがあって、Bの通貨をA通貨に換金して、買ったり売ったりすることで収益を得ることができます。

 

例えば120円でドル/円を1通貨買い、円安で122円になれば2円の利益が出ます。
逆に120円で1通貨売って、円高で118円になっても2円の利益が出ます。

もし1000通貨、1万通貨で取引すれば、利益もそれぞれ2000円、20000円になりますが、そのための元手がそれぞれ12万円、120万円必要になります。


FXは必要な証拠金を業者に預けることで、レバレッジを効かせて、元手の何倍もの取引ができるシステムです。

 

必要証拠金とは?

「必要証拠金」とは取引に必要な金額のコト。現在、日本国内のFX会社ではレバレッジは最大25倍。
つまりですね、取引金額の最低4%を証拠金として
預かるって言うコトなんですよ。


例えば1ドルが100円の時にドルを1万通貨買うとすると、通常(レバレッジ1倍)は100万円が必要。
でもレバレッジ25倍だとこの4%になるので、必要証拠金はたった4万円でOKというコトに。


海外のFX業者によっては1000倍以上のレバレッジを効かせることが可能なブローカーもあります。

 

 

有効証拠金とは?

証拠金はある程度余裕を持って入れておく必要アリ。取引で利益が出ればそのまま口座に戻ってきますが、取引で損が出れば当然を証拠金(残高)から差し引かれます。


「有効証拠金」とは、口座残高から現在の取引で出ている損益を差し引いたた金額。


そう覚えといてください。


例えば証拠金総額が10万円の取引を行なった場合、
評価上の損失額が2万円出たとすれば、有効証拠金は10万円-2万円=8万円。


FXは口座に入金した金額によって取引できる規模が違ってくるので、多くの資金を入金すればするほど、大きな取引が可能&大きな利益が狙える。


じゃあ最初に証拠金として口座に入金するお金はどれくらいが良いのか?


FX業者によっては「当初最低入金額」といって入金する最低の金額が決められていたりもします。


1万円~10万円が一般的。でも1万円で買えるのはレバレッジをかけても数千通貨ぐらい。
自分がどれぐらいの規模の取引をしたいのか、それに応じた金額を入金することになります。

 

維持証拠金・証拠金維持率・余剰証拠金ってなーに?

維持証拠金=現在の取引を維持するための最低限度額。
余剰証拠金=取引中のポジションの損益や必要証拠金を全て加減した上で新たな取引に使用できる証拠金。


証拠金維持率って言うのは「ロスカット(強制決済)」の基準となる数値のコト。


証拠金維持率は有効証拠金÷必要証拠金×100(%)で算出されます。


これが各FX会社の基準を下回ると
「ロスカット(強制決済)」執行されます。


以上のように、数字や%で表示されていることで、より自分の口座の状態を知ることができ、口座に入金した金額に見合った取引が可能というわけです。

 

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